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オススメ生地
こんにちは。橋本です。
また寒くなりましたね。
今日はタイトル通り、既に店舗によってはスタートしているOwners Garment オーダーフェアでの
私的なオススメをご紹介したいと思います。
今回は皆様大好きCANONICOの新作バンチから
こちらのシリーズ
4plyです。
4plyとは簡単に言うと4本の糸を1本に撚った糸を使用して織り上げた生地のこと。
当然糸量が多いことで生地自体、重くなります。
春夏なのに390g/mと中々のヘビーウエイト(普通は230g〜280g程度)ですが、
意外にこれが涼感があって、春夏メインの合物として調子がいいです。
この生地は糸を撚る方向が違う双糸同士を合わせて紡績していたりと、
蘊蓄が諸々ありますが、興味がある方はネットでも色々と書いていますので、ググってもらえればと。
それよりも何故にこれがオススメなのかを書きたいと思います。
日本の夏、これは最早、何を着ても暑いです。スーツだと尚更。
となりますと、如何に不快指数を下げるポイントがあるのかが生地選びでは重要で、
色々と着てきた結果、ウールの強撚(糸を強く撚った)の平織りでそれなりのウエイトがあるものが、
一番不快になる点が少ない(見た目も含め)と思います。
例えばトロットロの光沢のある綾織りの生地は、背抜きですと背中に張り付いて、湿度の高い日本では夏場は厳しい。
ですので、ウエイトよりも重要なことは使用している糸と織り方、そして見た目の涼感。
見た目では、皺になりにくく、パンツのクリースが抜けにくいという点も大事なポイントです。
あと、あまりにも透け感のあるものが苦手な方にもこのCANONICOの生地はオススメ。
実は、このクオリティー、以前から好みでしたので、過去には既成品でピックアップもしたことがあります。
こちらは2年前(2016年の春夏シーズン)の資料。
この生地(画像中央のストライプ)、今回のバンチに入ってますね。
そんな4plyシリーズから、オススメの生地画像をご覧下さい。
ハウンドトゥースに、グレナカートチェック。
シングルのピークドラペルでチェンジポケットを付け、ブリティシュな感じで。
白のタブカラーに黒のニットタイのモノトーンなスタイリングとか如何でしょう。
グレイッシュなネイビーは間違いない感じですね。
そしてイチオシのブラウン。
難易度高いわーという声が聞こえてきそうですが、
ブラウンのスーツにブラックカーフのシューズとか相当お洒落だと思います。
如何でしょうか。
皆様の生地選びの参考になれば幸いです。
是非、店頭にてご覧下さい。
追記
今週末はこの辺のスプリングアウターが入荷します。
TRENTA OTTO 小松精練ナイロンステンカラーコート
TRENTA OTTO リモンタナイロンブルゾン
共に3月10日(土)販売開始予定です。
こちらもお楽しみに !
※3月9日追記
上記で3月10日販売開始予定と書かせて頂いておりました、
TRENTA OTTOのリモンタナイロンブルゾンですが、
物流の都合上、店舗には3月11日(日)の入荷となると、工場から連絡がございました。
申し訳ありません。
ご確認、宜しくお願い致します。