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久しぶりのステンカラー
TGIF。橋本です。
カタログにも使用し、問い合わせを頂いておりましたこちらが各店に入荷しました。
ここ数シーズンはウールのコートと言えばチェスターコートでしたが、
スーツのディテールやフィッティングがよりクラシック回帰の流れにある中、
今期はステンカラーコートを新しいモデルとして作成しました。
昔、何かの雑誌で業界の大先輩の方が『コートは腰で着るんだよ』と言われていて、
上画像のカタログで使用したカットはそれをとても意識しました。
何と言いますか腰回りに男性の色気みたいなものが感じられませんか?
シンプルな見た目ではありますが、諸々ポイントがありますので、順に見ていきましょう。
ARTIGIANALE Soutien Collar Coat : ¥69,120-(税込価格)
(近日中にオンラインサイトにもアップ予定です)
今回のコートはラグランスリーブでやりたいという事が先にありまして。
その為、ラグランスリーブでフロントは比翼、
襟は少しだけ大きめに、襟腰は高く(ここ重要)して、ウエストベルトを付ける。
結果的に至ってオーソドックスな仕様に落ち着きました。
そして、最大のポイントは着丈。
まさにオーバーコートという言葉がしっくりくるシルエットです。
やっぱり男性のコートは後ろ姿が重要でしょう。
(私感です)
細かいディテールでは、
後ろ身のアクションプリーツやインバーテッドプリーツや、
前述しましたように高くとった襟腰。
腰ポケットには、内ポケットのものや中のスーツのポケットのものを取り出すことができるように
穴が開いています(勿論、袋布とは口が別ですので、入れたものが落ちることはありません)。
使用している生地は、イタルスタイルではお馴染みCANONICOのダブルフェイス。
膨らみがあり、柔らかいタッチが特徴ですが、何よりメランジ調の奥行きあるこの色合いがいい ! ! !
カタログで掲載されているものと同じなのですが、
光の当たり方で全く異なる表情を見せます。
個人的には、ステンカラーコートを第一ボタンを外して着るのがしっくりこないんです。
一番上まできっちりとボタンを留めて、ベルトを無造作に結ぶ着方がオススメ。
スポーティーなものからドレッシーなものまで、色々な選択肢のある冬のアウターですが、
良い生地を使用し、丁寧に縫製されたウールのコートは、やはり良いものです。
意外にカジュアルなスタイリングとも合わせることができ、ビジネスユースだけではありません。
この他にもアウターが出揃いました。
是非、店頭にてご覧下さい。
明日より丁度こんなフェアもスタート。
週末、皆様のご来店、心よりお待ち致しております。
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