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手仕事
こんにちは。橋本です。
黄金週間ですが、中日の今日はお仕事の方も多いのではないでしょうか。
弊社も本日、明日は通常勤務となっています。
先週末は三重の方まで友人家族とキャンプに行ってきました。
天候にも恵まれましたし、過ごしやすい気候で、虫もいないこの時期のキャンプは最高です。
リフレッシュできました。
さて、今日はサンプルを何度も修正してしまったことで、
入荷が先週までずれ込んでしまった、スーツをご紹介したいと思います。
ARTIGIANALE HANDMADE 3B SUIT ¥89,640-(Tax in)
弊社自社工場でできるだけの手仕事を盛り込んだこちらのスーツ、
量産工場で限りなく注文服に近いものが、どこまでできるかに挑戦しました。
弊社の通常のモデルの手縫製の箇所に加えて、
盛り沢山(上衿はしご掛け、フロントステッチ、袖付け、玉縁手玉etc…)のハンド箇所。
パターンもここ数年の弊社の中では一番クラシック。
特徴的なポイントをいくつかピックアップします。
先ずはこちら
首に吸い付くような”上衿のノボリ”。
実際に着用して頂くとぴたっと張り付く感覚を味わって頂けます。
現状展開しているモデルではこちらに唯一採用されている
”アゴぐせ”(上記画像右側の斜めにとられたダーツ)。
胸のボリュームを持たせています。
アゴぐせは胸ポケット側にふるものが多いと思いますが、
弊社のパターンでは打ち合い側にふっています。
味のあるハンドステッチに、手穴のホール(ラペルはメス無し)。
そして個人的にとても気に入っているポケット。
この丸みが何とも言えません。
玉縁は手縫い(3mm)で、細く仕上げています。
パンツも同様。
美しいです。
ちなみにこのスーツのボタンは本水牛なのですが、
カッティングが非常に独特で、実はこのボタン、とある香港の会社のもの。
初めて仕入れたのですが、かなり気に入っています。
勿論、このスーツの組下にはプリーツが必要ですね。
ウォッチポケットに施されたステッチと閂止めも実に味わい深いです。
今回のハンドメイドスーツ、
生地はご紹介したゼニアのものと、もう一種類、バルベラのものがございます。
共に敢えて、ネイビーの無地にしました。
スーツが必要になって、最初に購入するものがネイビー無地というのは王道ですが、
その後、意外にネイビー無地は買い足していない方も多いのではないでしょうか。
ストライプやウインドペーン、グレンチェック等々、
一通りお召しになってこられた方にこそオススメしたいスーツです。
このスーツ、さらっとプライスも書いていますが、縫製賃は通常の仕様の3倍。
ですが、プライスはそのままにしています。
このご時世に定価8万円を超えるスーツを安いとは言いません。
高級品です。
ですが、この価格で、人が一針一針縫った温もりを感じる既成服はそうはないと思います。
手で縫製したものが全て良いとは限りませんし、100%マシン縫製でも素晴らしいスーツは多く存在します。
これは、寸分もくるうことなく、綺麗に仕上げられた商品ではありません。
この服が持つ雰囲気、佇まいを感じて頂けたらと思います。
他にも袖付けや、見返しの話もしたかったのですが、長くなるのでこの辺で。
合わせたコーディネートの話もやめておきます。
是非、店頭にてお確かめ下さい。
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