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青は藍より出て云々
ブログをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。
年の瀬のご挨拶を欠いた上、新年のご挨拶も遅くなってしまいました.....
本年もイタルスタイル、ならびに難波店を宜しくお願いいたします。
さて、年末は皆様、「今年の汚れは今年のうちに!」の標語のように、
大掃除や散髪など、身の回りの整理に大忙しだったかと思います。
クリーニングのお店も忙しそうでした。やっぱり年内にさっぱり(韻)キレイにして、
清々しい気分で新しい年を迎えたいものですね。
ところで、「これどうやって洗うの????」っていうもの、ありませんでしたか?
洋服には洗濯表示が義務づけられていて、親切なメーカーさんの場合は干し方まで
書いてあったりするんですが、大抵はマークがついているだけなので、
細かいところまでは分からないものが多いのです。
(又、そんなときはご遠慮なく私達にお申し付けください。知りうる限りの情報をもってお力になりますので!)
たとえばこちら。
糊付きバリバリのデニムです。
今回はお洗濯の話なので商品の情報は割愛.....いえ、ちょっとだけいいですか。
まずこのビジュアルにやられます。某L社の1stモデルと、某W社のウエスタンジャケットを
組み合わせたような、クラシックなデニムジャケットの顔をしています。
しかし、これはシルエットがタイトでシャープに着こなせるんです。男前かつスマート。
J.SABATINOというブランドです。店頭でぜひ。
閑話休題。
本来、出来立てほやほやのデニム製品はこういう状態なのですが、
店頭に並べられている製品は、ここから洗い加工、色落ち加工などを施して
柔らかくなっているため、糊のついたバリバリのもの(手を加えてない→生デニム、と呼ばれてます)
は馴染みのない方が多いと思います。
そこで今回、「生デニムの最初の洗い方」を、ご紹介したいと思います。
洗い方に迷ってしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。
まず最初の状態の写真から。
しつっこいようですが、バリバリです。
打ち抜きリベットがいい表情ですねえ...(ウットリ)
洗う前に、裏返します。ボタン類も全部留めます。
デニムに限らず、ほとんどの衣類は裏返して洗濯すると、痛みにくくなりますよ。
つぎに、洗濯機に「40℃以上のお湯」をためます。
そこへ.....
投入します。そのまま漬け置きします。
お湯につけるのは、生地についた洗濯糊を落とすためです。
ここの時間は諸説あるんですが、僕は1時間ほど放置します。
ところで写真を撮り忘れましたが、僕の手はこの時点で真っ青になりました(笑)
インディゴ(藍)染め製品は、必ず単品であらってください!
このあとは、お湯を脱水して、ふつうに洗濯機を1回まわしてください。
あとは裏返しのまま天日干しでOKです。
糊がとれてやわらかくなりました。
これで完了です。
デニムは、擦れた部分を中心に、着るたびにどんどん色落ちして、
あの美しいインディゴブルーが生まれていきます。
ガシガシ着込んで、経年変化が楽しめるのも、デニムの魅力ですね。
たとえば、リュックを背負うひとは肩から色落ちしますし、
よく物を運ぶひとなら前から色落ちします。
着る人それぞれ、色の落ち方は十人十色になるんです。
ぜひ、自分だけの1着を育ててみてください。
余談ですが、先日比叡山・延暦寺に行って、心の洗濯をしてきました。
泉