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2013.01.17


青は藍より出て云々

ブログをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。

年の瀬のご挨拶を欠いた上、新年のご挨拶も遅くなってしまいました.....

本年もイタルスタイル、ならびに難波店を宜しくお願いいたします。

 

さて、年末は皆様、「今年の汚れは今年のうちに!」の標語のように、

大掃除や散髪など、身の回りの整理に大忙しだったかと思います。

クリーニングのお店も忙しそうでした。やっぱり年内にさっぱり(韻)キレイにして、

清々しい気分で新しい年を迎えたいものですね。

 

ところで、「これどうやって洗うの????」っていうもの、ありませんでしたか?

洋服には洗濯表示が義務づけられていて、親切なメーカーさんの場合は干し方まで

書いてあったりするんですが、大抵はマークがついているだけなので、

細かいところまでは分からないものが多いのです。

(又、そんなときはご遠慮なく私達にお申し付けください。知りうる限りの情報をもってお力になりますので!)

 

 

たとえばこちら。

 

糊付きバリバリのデニムです。

 

今回はお洗濯の話なので商品の情報は割愛.....いえ、ちょっとだけいいですか。

まずこのビジュアルにやられます。某L社の1stモデルと、某W社のウエスタンジャケットを

組み合わせたような、クラシックなデニムジャケットの顔をしています。

しかし、これはシルエットがタイトでシャープに着こなせるんです。男前かつスマート。

J.SABATINOというブランドです。店頭でぜひ。

 

 

閑話休題。

 

本来、出来立てほやほやのデニム製品はこういう状態なのですが、

店頭に並べられている製品は、ここから洗い加工、色落ち加工などを施して

柔らかくなっているため、糊のついたバリバリのもの(手を加えてない→生デニム、と呼ばれてます)

は馴染みのない方が多いと思います。

 

 

そこで今回、「生デニムの最初の洗い方」を、ご紹介したいと思います。

洗い方に迷ってしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

まず最初の状態の写真から。

しつっこいようですが、バリバリです。

打ち抜きリベットがいい表情ですねえ...(ウットリ)

 

 

 

洗う前に、裏返します。ボタン類も全部留めます。

デニムに限らず、ほとんどの衣類は裏返して洗濯すると、痛みにくくなりますよ。

 

 

つぎに、洗濯機に「40℃以上のお湯」をためます。

そこへ.....

投入します。そのまま漬け置きします。

お湯につけるのは、生地についた洗濯糊を落とすためです。

ここの時間は諸説あるんですが、僕は1時間ほど放置します。

 

ところで写真を撮り忘れましたが、僕の手はこの時点で真っ青になりました(笑)

インディゴ(藍)染め製品は、必ず単品であらってください!

 

 

このあとは、お湯を脱水して、ふつうに洗濯機を1回まわしてください。

あとは裏返しのまま天日干しでOKです。

 

 

糊がとれてやわらかくなりました。

これで完了です。

 

 

 

デニムは、擦れた部分を中心に、着るたびにどんどん色落ちして、

あの美しいインディゴブルーが生まれていきます。

ガシガシ着込んで、経年変化が楽しめるのも、デニムの魅力ですね。

 

たとえば、リュックを背負うひとは肩から色落ちしますし、

よく物を運ぶひとなら前から色落ちします。

着る人それぞれ、色の落ち方は十人十色になるんです。

 

ぜひ、自分だけの1着を育ててみてください。

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが、先日比叡山・延暦寺に行って、心の洗濯をしてきました。

 

 

 



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