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2017.02.20


ARTIGIANALEのシャツについて②

 

京都店 泉です。

 

先週に引き続きまして、Artigianaleのシャツについて。

 

それでは縫製面を。

一番見どころかと思いますのは、袖つけを後付けしています。

写真は左が身頃、右が袖です。

 

 

いわゆる量産のシャツは、効率化から裾から袖先までぐるっと一本で縫い上げます。

けれども、人間の体は立体的なので、着て動いたときにそれだとどうしても

ツッパリが出てしまいます。腕の運動に沿うよう、最適な角度で取り付けるために、

袖は別で取り付けています。

もちろん面倒な作業なので時間はかかりますが、着心地をよくするためには

欠かせない部分です。

 

 

 

続いてカフ。

一見なんでもなく見えるのですが、実はボタン側にもホールが空いており.....

 

 

 

裏側へしまい込めるようになっています。

コンバーチブルといわれる仕様で、カフリンクスが使えるようになっています。

ちなみに、前回は襟の芯仕様をご紹介しましたが、カフに関しても片面フラシです。

 

 

 

仕事ではボタンで....ドレスアップにはカフリンクスで....

ボタンホールを余分に開けたり、糸巻きを高くしたり、これもまた作業は増えますが、

Artigianaleのシャツのこだわりの部分です。

 

 

いかがでしたか。

もう何年も定番の商品ですので、こうした場で改めてご紹介することも少なかったのですが、

随所にこだわりの詰まったシャツであります。

店頭でも、広げてしっかりお見せいたしますので、お気軽にお声掛けくださいませ。

 

京都店 泉

 

 

 

※このたび、mina京都店は、京都三条通りへ

3/3(金)15:00より、移転オープンする運びとなりました。

詳しくは下記まで

mina京都店 移転のお知らせ

 

 



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