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2017.01.25
DOPPIAA
こんにちは。橋本です。
帰国してからあっと言う間に1週間が経ってしまいました。
今回、途中でタブレットが無くなってしまったので、
諸々の確認事項が帰国後になってしまっていた業務も多く、
気付いたら1週間が過ぎていました。
今日は先日の出張の最終日、ミラノでのショールーム廻りの中から、
コレクションが本当に素晴らしかったDOPPIAAのことを書きたいと思います。
DOPPIAA?と言う方も多いと思いますので、
先ずはブランド説明を簡単に。
元々イタリアのブレーシャという街で「ADRIANO&SONS」というショップを経営している
アドリアーノ・フラカッシ氏の長男であるアラン・フラカッシ氏らがスタートさせたブランドで、
今回がまだ3シーズン目(と言ってたはず?)の比較的新しいブランドです。
こちらはアドリアーノ・フラカッシさん。
実にエレガンテ。
もう、結構なお年だと思いますが、フィッティングは攻めてます。
息子であるアラン・フラカッシさんは実は、
以前イタルスタイルでも取り扱いのあったALANというブランドを手掛けていました。
そして、彼が、イタリアでは勿論、世界的にも有名なテノール歌手であるホセ・カレーラスの息子
アルバート・カレーラス氏らと共にスタートさせたブランドがDOPPIAAになります。
どうやらお父さんのマネージャーとして、世界を飛び回っていたアルバートさんの
プライベートスタイリストがアランさんだったようです。
恐らく彼の素晴らしいセンスを見抜いて、アルバートが出資したんじゃないの ?
なんて下世話な想像をしてしまいました。
ちなみにDOPPIAA、来たる2017年の春夏シーズンでも一押しブランドとして、
しっかり仕込んでありますのでお楽しみに。
彼らのショールームはミラノのブランドストリートとして有名な
モンテナポレオーネのすぐ近くにあります。
何故このブランドに惹かれるのか?
それは繊細な色使いと、スタイリング提案が本当に素晴らしいからです。
ショールーム入って直ぐのトルソーには
ルックブックでも使用されていた深いグリーンのスーツのコーディネート。
一番左のコートの絶妙な色。最高です。
この色合わせも素敵。
Pitti からかなり気になっている太畝コーデュロイ。
ちなみにPitti の会場ではこのような提案でした。
ここでも色使いの巧みさが見て取れます。
コレクションは決して派手ではないですし、イタリアイタリアした濃さもありません。
実にいい具合に力が抜けています。
個人的にいつもスタイルを注目している一人が、このブランドの営業の方。
いつも本当お洒落です。
(この方、半年前のPitti のスナップブログでも登場しています)
シンプルなネイビー無地のダブルのスーツに
この柄のニットベストを合わせて、クラークスを履くところとか。
シャツの襟のサイズや胸ポケにチーフを入れずに老眼鏡を入れてたりとか。
いちいちお洒落。
ちなみにこの写真撮る時にはこんなシーンも。
実はこの左の男性がアラン・フラカッシさん。
私がシューズを見て、「このスタイリングにクラークスなんだ !格好いいね !」
と話していたら、
「でもこいつのクラークスは◯ト◯ム製だからな。俺のはイングランド製だけど」
「何言ってんだ。俺のはイングランド製のビンテージだぞ。」
というやり取り中のヒトコマです。
二人共、とてもウィットがあるのに上品で。
ブランドのスタイルを象徴しています。
今回オーダーした商品の入荷はまだ半年以上先ですが、
先ずは2017年春夏のDOPPIAAにご期待下さい。