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Pittiに向かいます
こんにちは。橋本です。
今回も絶賛時差ボケ中。
本当、年々寝られなくなっていると感じます。
お陰様で綺麗な日の出を見ることが出来ました。
今はミラノからフィレンツェに移動中の電車の中。
劣悪なwifi環境下でこのブログを書いています。
(画像のアップロードが遅すぎる!)
一昨日の夜にミラノに入り、昨日は朝からビエラ地区へ。
今回は、少し足を伸ばして、山道を登って登って、
こんな建物を横目に、まだまだ登って
遠路遥々やって来ました。
世界で最も有名な生地メーカーの一つ、Ermenegild Zegnaのファクトリー。
イタリアはTriveroにあるこのファクトリーが、Zegna社の世界で唯一のファクトリーです。
(本社はミラノ)
ここで、生地の企画からデザイン、紡績までを一貫して行い、
出来上がった生地は世界中へ出荷されます。
Zegna社の歴史を物語るかのように、建物はまるでファクトリーと言うよりはミュージアム。
実際にこのような展示スペースも。
こちらは屋上。
画像を見たらお分かりかと思いますが、 非常に標高の高い場所にあります。
実はここに着くまでの途中にも、多くの生地メーカーのファクトリーがあり、
ゼニアのファクトリーが一番標高が高い(約780m)。
麓から頂上に近づくまでにある生地メーカーの価格帯が、
まさに標高に比例しているのが非常に興味深かったです。
(麓〜頂上へ上がっていくに従って、生地メーカーの価格イメージも上がっていく)
ここビエラ地区やイギリスのハダーズフィールドしかり、
生地作りにおいて、とても大切な要素が『水』であるのは有名な話ですが、
『標高が高い=源流に近い、良質な水を使用できる』
という図式のよう。
ちなみに山の反対側の標高の高い場所にはLoro Pianaのファクトリーがあり、
如何にこの場所がイタリアの生地作りにおいて重要な場所かがわかります。
次の春夏に向けてのミーティングも手応えありで一安心。
Zegna社のセールスマネージャーは、見た目通りの紳士でした。
1時間後には、サンタマリアノヴェッラ駅に到着予定。
いよいよPITTI UOMOのスタートです。
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